アクエリアンエイジSS

望まれて望まれて





起床
目を時計に向ける、久々に早起きをしたらしい
これなら学校には十分間に合うけど・・・
うん、起きよう
そう決意して体を起こそうとする・・・動かない
首を曲げて体を見てみる・・・小さな?犬がいた
ああ、そうだ今私の家にはこの犬・・・フェンリルがいたのだ
最近夜が遅いのも夜行性のこの狼のせい、夜なかなか寝かせてくれないから・・・
そう思うとなんだか眠くなってきた
起こしちゃうのも悪いし、どうせ学校も真面目に行ってるわけじゃあない
このまま寝ちゃおう

「おやすみなさいフェンリル」


起床
と、同時にお腹が鳴る
そして自分の下にいる望を見てみる

「よく寝てる・・・」

なんだか最近はいつも眠たそうにしてた
やっぱり夜、つき合わせちゃってるからかな?
・・・よし決めた今日は自分でご飯を用意しよう
まずは望を起こさないようにゆっくりベッドから降りる
降りたら音を立てないようにして部屋から出る、音を立てないようにするのは得意中の得意だ
部屋から出たら台所へ、普段はなかなか入れてもらえないところだからちょっと楽しみ



台所って怖いところ
ちょっと物に触るだけで傷が増える

最初は望がいつもごはんを取り出していたでんしじゃー
開けてごはんを取り出そうとしたら手がすっごく熱くなって火傷した
次は冷蔵庫、望はそこからお肉を出してた
冷たくて気持ちよかった・・・これは危険じゃあなかったの
そしてお肉を切るために包丁を持ってきた、ちゃんと二人分用意するために
すごい切れ味・・・血が滴るお肉になった・・・
後はフライパンで焼くだけ
スイッチを適当にいじってたら・・・突然の火に驚いてフライパンを落としちゃった
足が痛かったけどすぐに拾ってお肉を焼く、もちろん黒コゲにするようなことはしない、ちゃんと見張ってる
でも、あんなにフライパンが熱くなるなんて思ってもいなかった・・・
また手を火傷したけどそれでもお肉を焦がさないようにがんばったら・・・フライパンが飛んでいって台所がめちゃくちゃになった

うまくいかなくて疲れたからやっぱり望に作ってもらうことにした
部屋に戻って望を起こそうとベッドのそばに・・・

「ぐぅ」


今日二度目の起床
フェンリルは・・・私の上からはどいたみたい
気持ちよさそうに寝ちゃって
フェンリルが起きる前にご飯の用意をしちゃおう
さぁ今日はなにを作るかな

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